入会案内

日本小児眼科学会は、子どもの眼の疾患に関する医療と学問の発展を目的とする組織です。子どもに起こるさまざまな視力障害に対して優れた医療を提供するために、臨床と基礎の研究を進め、その学問的成果を臨床の実践に応用するとともに、その知識の普及を目指しています。

視能訓練士の皆さま

日本小児眼科学会では、このたび視能訓練士の方々に広く会員になっていただくように、制度を改訂いたしました。

眼科の診療や研究には、医師と視能訓練士の協調が欠かせません。そこで、日本小児眼科学会としては、学会総会での視能訓練士の方々の研究発表を歓迎するとともに、卒後教育に資するよう教育セミナーを開催することにしました。小児眼科の強みは、屈折や弱視だけでなく、前眼部から眼底疾患、神経眼科領域にいたるまで、眼科すべての領域を扱っていることにあります。しかも、教科書に書いてある疾患の2/3以上は、小児ないしは若年者に発症するものです。このように検査・疾患ともに広い領域を網羅していますので、教育セミナーに参加していただければ、多くの知識が吸収できるでしょう。学会総会の発表でも、皆さまが働いている施設のさまざまな専門分野で、視能訓練士として発表していただくことを歓迎いたします。その他に、日本臨床眼科学会や日本眼科学会、地域の集談会で、日本小児眼科学会が企画するさまざまなセミナー、イベントがありますが、これにも参加していただきたいと思います。

これまで、視能訓練士が入会するには、申請書を出していただいて、理事会の承認が必要でした。しかし、今回からは、事務局に直接入会申込書を提出していただくだけで済みます。入会申込書は、この日本小児眼科学会のホームページ(http://www.japo-web.jp/nyukai_join.php)からダウンロードすることができます。

申込書には、医師に推薦のためサインしていただく欄があります。これは身元引受人をお願いするような意味ではなく、会員は視能訓練士として実際に眼科診療に携わっている方に限りたいからです。もちろん、産休や育休、諸事情で一時期休んでいる方も入会できます。現在休んでいる方は以前の職場の医師に、非常勤で複数施設に行かれている方はどこか1つの施設の医師に書いていただければ結構です。サインをいただけない場合は、稀とは思いますが、入会申請の際に学会事務局に連絡くだされば、対応いたします。

入会金はなく、年会費3000円です。学会総会が他学会と合同で行われる場合は、すべてに参加することができます。

以上、視能訓練士の方々の参加を是非お待ちしておりますので、奮って入会くださいますようお願い申し上げます。

日本小児眼科学会
理事長 東 範行

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