マニュアル・ガイドライン

5歳未満の小児に関する運動・座位活動・睡眠に関するガイドライン

小児の健康な成長に関するWHOのガイドラインが2019年4月24日に新たに発表されました。

運動や睡眠の時間のみならず、デジタルデバイスの使用時間に関しても基準が設けられています。

「5歳未満の小児に関する運動・座位活動・睡眠に関するガイドライン」より抜粋
2歳未満:Screen timeは推奨されない
2歳~4歳:Screen timeは1日1時間未満
Screen timeとは、テレビ・ビデオ・コンピューターゲームを座って見続けることと定義しています。

詳しくはオリジナルのガイドラインとWHOのニュースサイトによる抜粋をご覧下さい(英語)。

小児科医向けのフォトスクリーナー運用マニュアル

小児診療に携わる皆様へ
手持ち自動判定機能付きフォトスクリーナー装置、Spot Vision Screener(以下SVS)の運用に関して、小児科と眼科のよりよい連携が進められるよう、関連学会としてマニュアル第1版を作成いたしましたのでご参照ください。

小児科医向けSpot Vision Screener運用マニュアル第1版

今後とも、小児眼科診療へのご理解とご協力を何卒よろしくお願い申し上げます。

三歳児健康診査における視覚検査について

日本小児眼科学会の提言

1.三歳児健康診査における視力検査は三歳六か月頃に行うのが効率的です。
2.一次検査として家庭で行う視力検査の精度を向上させるためには、保護者に対して
  家庭での検査が視覚異常の早期発見に大切な機会であることを啓発し、視力測定を
  マニュアル通り正しく行い、結果をアンケート用紙に丁寧に記入していただくことが
  重要です。家庭に送付する三歳児健康診査案内と視力検査法の説明文を、現行のもの
  からより分かりやすいものに見直す作業も必要と思います。一次検査ができない
  場合にも、必ず二次検査を受けるように啓発する必要があります。
3.三歳児健康診査において、視覚異常の検出精度を向上させるためには、市区町村が
  指定する会場で行う二次検査で問診、視力検査に加えて、オートレフラクトメータ
  あるいはフォトスクリーナー等を用いた屈折検査や、両眼視機能検査を併用する
  ことが望ましいです。
4.二次検査においては視能訓練士の参加が、検出精度のさらなる向上に寄与すると
  考えます。
5.二次検査で要精密検査の判定を受けた児では、その結果をフォローアップする体制が、
  きわめて重要です。

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